CLEAN & SAFE MARIANAS

今知りたい – 安心安全なマリアナへの取り組み

ゴルフ場がオープン_ローカル対象にビジネス開始（7/17更新）

見渡す限りの青い海に、どこまでも広がる青い空、そして涼しげに風に揺れる椰子の木。まさに南国ならではの絶景に囲まれたサイパン島のゴルフ場は、日本人観光客の間でも特に人気が高いアクティビティの一つです。

©Kingfisher Golf Links

感染拡大防止のため緊急知事令が発令された３月。他のビジネス同様に島内すべてのゴルフ場が一時営業停止となりましたが、７月現在、どうなっているのでしょうか。サイパン島在住日本人の情報提供を元に、現在の営業状況をまとめました。

全ゴルフ場が5月以降営業を再開、クラブレストランもオープン

サイパン島にあるゴルフ場は現在４つあります。キングフィッシャーゴルフリンクス、コーラルオーシャンゴルフリゾート、サイパンカントリークラブ、そしてラオラオベイゴルフ＆リゾート。2018年の大型台風時に被災したコーラルオーシャンは現在営業中止中ですが、残りの３ゴルフ場は、5月末、マリアナの感染脅威度が赤からブルーと引き下げられた際に営業を再開しました。

写真提供：HISサイパン支店

まず、ダイナミックな地形を生かした３ホール連続海越えコースが人気のキングフィッシャー。こちらでは5月30日から営業を再開し、コースはもちろんクラブレストランも利用できるようになりました。コース受付時間は8時～13時。最終13時までに受付を済ませていればコースを回れるので、ほぼ通常どおり終日プレイを楽しめます。

営業再開に当たり、受付には飛沫感染を防ぐアクリル板のパーテーションが設置され、消毒液も常備されている。写真提供：HISサイパン支店

いつもなら海外からのゴルフ客で賑わうキングフィッシャー。今はひと気も少なく、静か。それでもグリーンや景色はいつも通りに美しい。写真提供：HISサイパン支店

プレイの後はクラブレストランでアメリカンなメニューを楽しむのも南国ゴルフの楽しみの一つ。他レストランと同様にテーブルごとの間隔を広めにし、従業員もマスクに手袋など感染防止策を施し、保健局の検査もクリアしたうえで営業を行なっている。写真提供：浦沢隆雄

ラオラオベイゴルフ＆リゾートの打ちっぱなしでストレス発散

続いて、コースの美しさはもちろん、ホテル施設が併設され宿泊しながらゴルフを一日中楽しめるラオラオベイゴルフ＆リゾート。営業時間の一部短縮はありますが、コース、ドライビングレンジ、クラブレストランと営業を再開しています。観光客のいない今はローカル客を取り込むため、感染防止対策はもちろんのこと、お得なセットプライスなどを期間限定で提供しています。たとえばプレイ客限定のお得なスペシャルメニューや、全ドリンク30%オフなど。

©LaoLao Golf & Resort

日中の外出禁止令がようやく緩和され、レジャーや運動も大丈夫になったマリアナでは、これまでの運動不足解消や気分転換のためゴルフをしたいというローカルが増えているのだそう。中でも気軽にゴルフ練習ができるドライビングレンジは、ボール１カゴたったの5ドル。青空めがけて豪快に打ちっぱなしができるのでストレス解消になっているようです。

日本の打ちっぱなしとは違い、ネットもなく広々としたグリーンが広がるラオラオのドライビングレンジ
©LaoLao Golf & Resort

営業時間は変更され、毎日朝7時～夕方6時まで。各レンジの間隔も広くソーシャルディスタンスも保てる
写真提供：HIS旅ブロ

毎週金曜日は半額のサイパンカントリー

最後は、サイパンで最も古くからあるサイパンカントリー。9ホールのコースを好きなだけ回れるプランがある等、気軽にとことんゴルフを楽しめるゴルフ場です。

フレームツリーの真っ赤な花が、ひと際目を引くサイパンカントリークラブ
写真提供：BIG EYE / Tomo ブロっ

現在の営業時間は一部短縮され、朝9時から夕方5時。もともとローカル向けのリーズナブルなお値段設定でしたが、営業再開にあたり金曜日特別割引のサービスを行なっています。コース使用料、カート代込みでわずか10ドル。生憎、ゴルフ場に併設されているバーは営業していないため利用できませんが、それでも十分な安さです。