早いものでブログを開始してから間もなく1年。今回が僕の担当するラスト投稿になります。たくさんの方に読んでいただき、ありがとうございました。
最終回にあたり、サイパンのマイクロビーチの魅力をあらためて紹介したいと思います。
ウィンドサーフィンの聖地ってどこかご存じですか?よく言われているのが、ハワイのマウイ島。そのマウイと比べても、マイクロビーチはまったく負けていないと思うのは僕だけでしょうか。
聖地マウイ島の中でも、ホキパやカナハビーチは特に有名で、ウィンドサーフィンメーカーの研究チーム(世界トップ選手)が、セールやボードのテストを日々繰り返し、ニューモデルの開発の場になっています。僕がマウイ島に行った際も、雑誌でみる有名選手がビーチで撮影していました。
それが、どういうことかというと...風が強い。波が高い。とにかく上級者には最高の環境。でも翻せば、初心者や中級者にはかなりハードなコンディションなのです。
ビーチのすぐ側にはホテルも少なく、少し離れた宿から海までのアクセスにはレンタカーが必要です。ランチが食べられるビーチサイドのレストランなどもありませんし、家族連れのウィンドサーファーには向きません。
一度は聖地マウイ島を訪れてみたいという方には、個人旅行ではなくショップツアーに参加する事を強くお勧めします。経験豊富なインストラクターが安全かつ快適にマウイを案内してくれるでしょう。
一方で、サイパンのマイクロビーチはホテルが立ち並ぶガラパンからすぐ近く。徒歩10分圏内に大型ホテルがいくつも隣接しています。セールもボードもビーチでレンタル可能で便利で手軽。
遠浅で、程良い風が吹き、水温は28度前後。ウエットスーツなく一年中海に入ることができます。
食事も、目の前にあるハイアットリージェンシーのビーチサイドレストランで取れますし、真水のシャワーや荷物預かりのサービスもあるんです。
家族連れでも、奥さんと子供はプールで、パパはウィンドサーフィン。そしてランチ時間に合流ができます。 こんな便利なロケーションのウィンドサーフィンリゾートがサイパンマイクロビーチです。
マウイ島はハワイの中では白人が多い島で、日本語ができる人も少なめの島。でも、移民や日本語の達者なローカルが多いサイパンでは、英語ができなくても安心です。
日本からスカイマークの直行便に乗れば片道3時間半という近さも魅力(2020年9月現在はコロナの影響で運休中、グアム経由ユナイテッド便は運航中)。ショップツアーのみんなで楽しむもよし、個人できてもよし。まさに日本から一番近いウィンドサーフィン天国です。
コロナが収束し、海外旅行が再開したら、ぜひサイパンのマイクロビーチにお越しください。
それではまた!
大野晴光 ウインドサーフィン歴25年。サイパンの海と風に惚れ込み、1996年に移住。日本から訪れるウインドサーファーに頼りにされる存在。マイクロビーチにあるサイパンの元祖マリンスポーツ専門店「SEA WIND MARINE SPORTS」所属。 |