©Junji Takasago/MVA
気軽に行ける南国リゾート、
サイパン
日本から直行便で約3時間半という近さのサイパン。
年中温暖な気候に加え、透明度も高く、気軽に安価で南国リゾートを味わえる場所です。
ストレスフリーで潜ることのできる海は、迫力のある豪快な地形から、圧倒される魚たちの群れ、
真っ白な砂地が続く癒し系のポイントなど、バラエティに富んでいます。
HIGHLIGHTS 01
暖かくて透明度の高いサイパンの海は、浮遊しているだけでも十分楽しむことができます。
ですが、スケールの大きい地形ポイントや、かわいらしい小さな生き物たちも見逃せません。
たくさんのサンゴや沈船などもあり、多彩なシーンを楽しめます。
HIGHLIGHTS 02
リゾート地では珍しく、ビーチポイントが充実。
圧倒されるようなアジの群れが見られる「ラウラウビーチ」や、どこまでも続く真っ白な砂地に癒される「オブジャンビーチ」、神秘的な光のカーテンが見られる水中洞窟「グロット」など、ビーチポイントだからこそ楽しめる魅力が満載です。
HIGHLIGHTS 03
現地ガイドからも「サイパンに来たらぜひ潜ってほしい!」との声が多い、ビーチポイントです。
階段を下りた先にある巨大な洞窟。水中には外洋とつながる横穴があり、そこから差し込む光は言葉が出ないほどの美しさ。
光によって海の青さも一段と際立ち、神秘的な景色が広がります。
SEASONALITY
サイパンの雨季はスコールの回数が多くなる程度で、1日中雨が降ることはほとんどありません。
海が穏やかな日が多い夏場は、この時期にしか潜れない限定ポイントもあるので、見どころがさらに増えます。
一方、乾季はさらに海の透明度が高くなります。マダラトビエイの群れによく会えるのもこの時期です。
DIVING STYLE
ボートポイントはもちろんのこと、ビーチポイントも充実しているリゾートとして人気のサイパン。
「最初は浅いポイントでのんびり潜りたい」という方はビーチポイント。「大迫力なドロップオフを楽しみたい!」という方は、ボートポイントなど、好みや海況によって、ダイビングスタイルを選択することが可能です。
ボートポイントの注意点
近場のポイントはボートで10〜15分、遠いと40分ほどで到着。2本連続でボートポイントを潜る場合は、船上で水面休息を取ることがほとんどです。
基本的にはポイントにブイがあるので、そこから潜り、同じ場所に上がってくるスタイル。潜りながら潮の流れに乗って移動し、別の場所で船に戻るドリフトダイビングを行うこともあります。
ビーチポイントの注意点
遠浅の場所が多いのでブーツは必須。水面移動に備えて、スノーケルも持っていたほうがいいでしょう。 各ポイントにシャワーの設置がないので、ガイドが容器に水を入れて持っていきます。軽く潮を流す程度になるので、タオルの他に、濡れた水着の上から着られる、Tシャツやラッシュガードを着ていく(持っていく)のがオススメ。
POINT
セーフティグッズの持参を
ダイバーならいつでも携行しておきたいグッズの1つがシグナルフロート。
上げる手順もしっかり復習して、自分の身は自分で守る意識を持つことが大切です。
心配な方は酔い止めを
2本連続でボートポイントを潜る場合、2時間近く水中やボートの上で過ごします。
冬は海が荒れることも増えるので、心配な方は事前に酔い止めを飲んでおきましょう。
トイレはどうするの?
小型ボートが多いので、トイレのついていない船がほとんど。
船上は意外と寒いので、出港前には必ずトイレに行くようにしましょう。
がまんできない場合や体調が悪い場合は、すぐにガイドに相談を。
冬はボートコートがあると便利
年中温暖な気候で、水温も低いときで20℃後半はあるサイパンですが、冬場は北風が吹くので、上がったあとは寒く感じることも。
風を防いでくれるボートコートが1枚あると役立ちます。
リップカレントに気をつけて
波打ち際から沖合に向かって潮が流れる、リップカレントの場所がほとんど。
水中にロープが引いてあり、それを持ちながらエントリー・エキジットします。
ガイドの指示をしっかり確認しておきましょう。
しっかり日焼け対策を
夏はもちろんのこと、冬でも強いマリアナの日差し。
ボートに乗る際も、屋根がついていないものが多くみられます。
日焼け止めをこまめに塗り直し、対策しておきましょう。
ダイビングを楽しむ場合の、1日のタイムスケジュールを紹介します。
※時間は目安になります。詳細なスケジュールは各ダイビングショップにご確認ください。
8:00AM
2ダイブ
ダイビングショップのガイドと合流。
荷物を持って集合場所で待っていましょう。ほとんどのショップはホテルでピックアップしてくれます。
そのまま海に向かう場合もあるので、服の下に水着を着ていくのがオススメ。到着したら準備してブリーフィングを行います。
9:00AM
-
12:00PM
2ダイブ
基本は午前中に2ダイブ。
暖かく透明度の高い海で、ダイナミックな地形を体験したり、さまざまな生き物と一緒に泳いでみたり、サイパンの海を満喫。
12:30PM
CASE01
観光・アフターダイビング
12:30PM
CASE01
観光・アフターダイビング
午前中で潜り終える場合、片付けやログ付けのあとは、サイパン島内の観光へ!
時間がたっぷりあるので、遠くの方まで足を延ばしてみては?
12:30PM
CASE02
2 ダイブ
12:30PM
CASE02
ランチ
午後も潜る場合はみんなでランチ。お弁当がつくことがほとんどです。
ショップによってはお店に食べに行ったり、自分で買っていったりする場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
14:00PM
CASE02
1〜2ダイブ(オプション)
まだまだ潜りたいという方は、午後も1~2本ダイビング。サイパンの海をさらに楽しみましょう!
15:30PM
CASE02
片付け・ログ付け
ショップに戻って器材を洗い、器材の片付けとログ付け。
その日のダイビングを振り返り、潜った場所や見た生物など、ダイビングの思い出をログブックに記録しておきましょう。
必ず持っていくもの
できれば持っていくもの
マリアナの海でダイビングを楽しむなら、日本人スタッフが常駐し、安全や自然保護にも十分に配慮しているダイビングショップがオススメです。 マリアナには日本人が中心となり、サイパン・テニアン・ロタの海を安全に気持ちよく潜れるよう、さまざまな活動をしている「NMDOA(Northern Mariana Diving Operators Association)」という非営利団体があります。 このNMDOAに所属しているダイビングショップなら、言葉の問題もなく、安心してダイビングを楽しむことができます。
NMDOA(北マリアナ諸島ダイビング事業者協会)
http://www.nmdoa.net/